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【ウィリアムズ】2020年に向けロイ・ニッサニーとテストドライバー契約を締結か

2019年12月11日(水)5:17 am

ウィリアムズが2020年シーズンに向けてイスラエル出身ドライバーのロイ・ニッサニーとテストドライバー契約を結ぶ可能性が高くなっているようだ。

25歳のニッサニーは先週ヤス・マリーナ・サーキットで行われた2019年F1シーズン後テストにウィリアムズから参加していた。

ニッサニーの父親であるチャノック・ニッサニーはハンガリーで成功を収めたビジネスマンだが、かつて2005年のF1ハンガリーGPでミナルディーから金曜フリー走行に出走した経験を持っている。

2019年のシーズン後テストでロイ・ニッサニーがウィリアムズで走るチャンスを得られたのも、父親の財力によるものだと考えられている。

そして、伝えられるところによれば、来年の1月14日(火)にウィリアムズがイスラエルのテルアビブで記者会見を行うことになったという。

その記者会見にはいくつかのメディアが招待されており、ウィリアムズはそこで「特別な発表」を行うことになるとしている。

今のところ、それがどういう内容なのかは不明だが、記者会見が行われる場所などから見て、ニッサニーとのテストドライバー契約締結が発表されることになると考えられている。

ウィリアムズは2020年には今年リザーブドライバーを務めていたニコラス・ラティフィがロバート・クビサの後任としてF1デビューを飾り、2年目を迎えるジョージ・ラッセルとコンビを組むことになっている。

ニッサニーは2010年からフォーミュラレースを始めているが、これまでのところそれほど目立った成績は残すことができていない。2018年にはF1直下のカテゴリーであるF2に参戦したものの、わずか1ポイントの獲得にとどまり、ランキングは22位だった。

伝えられるところによれば、ニッサニーはけがのために2019年シーズンにはレースができなかったという。ヤス・マリーナでのテストで久々にステアリングを握ったニッサニーは2日間を通じてトップからは約7秒、1ポジション上のドライバーにも4秒近くの差をつけられて最下位でテストセッションを終えている。

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