レーシングポイントのオーナーとして知られるローレンス・ストロールが、イギリスの名門自動車会社であるアストンマーティンの買収に動いていると報じられている。
ランス・ストロールの父親である大富豪のローレンス・ストロールは2018年にフォース・インディアを買収し、現在はレーシングポイントというチーム名でF1活動を行っている。
最近の報道によれば、そのストロールがアストンマーティンを買収し、それを新たなチーム名称にするとともに、F1マシンのカラーリングをアストンマーティンのイメージカラーであるグリーンに変えることを目指していると伝えられている。
アストンマーティンは現在レッドブルのタイトルスポンサーを務めており、エイドリアン・ニューウェイが率いるレッドブルのエンジニアリングの協力のもとで高性能スポーツカー“ヴァルキリー”を製造していることでも知られている。
当然ながら、もしストロールがアストンマーティンを買収することになれば、現在のレッドブルとの関係にも変化が生じることになる。
ストロールの母国であるカナダの『Globe and Mail(グローブ・アンド・メール)』によれば、この件に関してローレンス・ストロールとアストンマーティンにコメントを求めたものの回答は得られなかったという。
そして、レーシングポイントの広報担当者も「メディアの推測やうわさ話に関するコメントは行わない」と答えたと伝えられている。