「もしハミルトンがフェラーリに移籍してもメルセデスはなんとかなる」とトト・ヴォルフ

2019年12月03日（火）18:15 pm

メルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフが、もしルイス・ハミルトンが2021年にフェラーリに移籍することになってもメルセデスはそれに対応することができるとの見解を示した。

最近、ハミルトンが2021年にハミルトンがフェラーリへ移籍するのではないかとのうわさが大きくささやかれるようになっている。

F1ルールが大きく変わる2021年シーズンには各チームの力関係が変わる可能性も指摘されている中、2020年にメルセデスとの契約が満期を迎えるハミルトンがフェラーリに移籍する可能性があるとのうわさはしばらく前からささやかれ続けていた。

そして、最近ハミルトンがすでにフェラーリ首脳部と話し合いの機会を持ったことが明らかになったことで、このうわさがさらに大きくささやかれるようになってきている。

そして、ヴォルフもハミルトンがフェラーリに移籍する可能性があるのは事実だと認めるコメントを行った。

「彼ほどのレベルのドライバーであればチームを変えることもできるよ。私もそうした要素があることを軽く見るつもりはない」

「当面の間、理性的なアプローチは我々が一緒に続けるということだろう。しかし、最終的には新たな挑戦というものが彼を魅了することになるかもしれない」

ドイツの『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』にそう語ったヴォルフは、仮にハミルトンがフェラーリへ移籍したとしても、メルセデスはそれに対応することができるだろうと次のように付け加えている。

「現時点では彼が我々のチームの重要な柱であることは確かだ。だが、もし我々が速いクルマを製造し続けることができれば、そのクルマを誰にドライブさせるかということを我々自身が決められるチャンスもあると私は考えているよ」