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【FP1レポート】レッドブル・ホンダはトップ4!セッションは2度の赤旗中断/F1アブダビGP

2019年11月29日(金)20:06 pm

2019年のF1シーズン最終戦となる第21戦アブダビGPが29日(金)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周5.554km)で開幕。現地時間13時(日本時間18時)から行われたフリー走行1回目でメルセデスのバルテリ・ボッタスがトップに立った。

●【FP1結果】2019年F1第21戦アブダビGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

90分で行われるアブダビでの最初のセッションがスタートすると、ドライバーたちはここに持ち込まれたドライタイヤの中で一番軟らかいソフトタイヤ、もしくは中間に位置するミディアムタイヤで最初の走行プログラムに臨んでいく。

ここではソフトタイヤを履いたメルセデスが速さを見せ、すでに今季のF1ドライバーズタイトル獲得を決めているルイス・ハミルトンがトップに立ち、ボッタスが2番手で続く展開となる。

これに同じくソフトタイヤのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのフェラーリ勢をはさんでレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが6番手で続いた。

セッションが折り返し点を迎えたころ、ボッタスがミディアムタイヤに履き替えてコースイン。ここでこのセッションの最速タイムとなる1:36.957をマークする。

一方、フェルスタッペンは2回目の走行プログラムでもソフトタイヤをチョイス。フェルスタッペンはボッタスに次ぐ2番手タイムを刻み、それにミディアムタイヤのハミルトン、ソフトタイヤのアルボンが続く展開となった。

セッションの残り時間が30分になろうとするところでダニエル・リカルドのルノーF1マシンが最終ターン21に向かうところでエンジンブロウを起こし、そのままターン21を過ぎたところでコース脇にクルマを止めてしまった。ここで赤旗が振られ、セッションは中断となる。

リカルドのマシンから吹き出した大量のオイルが路面にまかれてしまったことでコースの清掃に時間がかかり、セッションが再開されたのは残り時間が17分となったところだった。

この時点では多くのドライバーたちがユーズドタイヤによるロングランプログラムを行っており、上位勢には大きな順位変動は見られない。

そして残り時間が3分ほどとなったところでベッテルがターン19の縁石に乗ってコントロールを失い、そのままコース右側のバリアに後ろ向きに激突。ベッテルのマシンは左リアサスペンションに大きなダメージを負ってしまってその場にストップ。ここでまた赤旗が振られ、そのままセッションが終了されることとなった。

前戦ブラジルGPで1-2フィニッシュを達成して波に乗るホンダエンジン勢だが、レッドブル・ホンダはフェルスタッペンが2番手、アルボンが4番手の位置を確保。トロロッソ・ホンダ勢はダニール・クビアトが15番手、ピエール・ガスリーが16番手でセッションを終えている。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:36.957
2番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:37.492
3番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:37.591
4番手/アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 1:38.084
5番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:38.906
6番手/ロマン・グロージャン(ハース・フェラーリ) 1:39.146
7番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:39.249
8番手/ケビン・マグヌッセン(ハース・フェラーリ) 1:39.350
9番手/アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・フェラーリ) 1:39.423
10番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:39.505

F1アブダビGPフリー走行2回目は、この後日本時間22時から始まる。

●【FP1ハイライト動画】レッドブル・ホンダとメルセデスがトップ4に/F1最終戦アブダビGPフリー走行1回目

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