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ベッテルとルクレールの同士討ちは両者に非があったとビルヌーブ

2019年11月20日(水)16:45 pm

1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブが、先週末に行われたF1ブラジルGP決勝で起きたフェラーリの同士討ちに関し、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール両者に非があったとの見解を示した。

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フランス系カナダ人であるビルヌーブは『Sky Italia(スカイ・イタリア)』に次のように述べている。

「ベッテルとルクレールはお互いに争うことを許されている。だが、彼らはその自由を悪用すべきではない」

「私の意見だが、彼らはどちらも責めを負うべきだ。ルクレールはあまりにも攻撃的過ぎた。そしてベッテルはチームメートをオーバーテイクしたとき、あれほどすぐにドアを閉めるべきではなかった」

「彼らはどちらもミスを犯していたよ」

「あれは不必要なことだった。彼らはせいぜい3位争いをしていたに過ぎなかったんだからね。彼らは単に自分の方が優れているということをみんなに示したかっただけだと思うよ」

イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』によれば、フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットがフェラーリCEOのルイス・カミレリとマラネロにあるフェラーリ本部で話し合いを行い、今後同様の同士討ちが発生した場合にはドライバーに罰金を科すことも含め、何らかの懲戒処分を行うことを決めるようだという。

インテルラゴス・サーキットに訪れていた元フェラーリドライバーのルーベンス・バリチェロは、ドイツの『Bild(ビルト)』に対して次のように語っている。

「あれは2人のドライバーの間に誤解があったんだ。フェラーリにとっては悲しい日になってしまったよ」

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