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ルノーがF1撤退のうわさを否定「2020年型マシンの開発プロジェクトも進んでいる」

2019年11月11日(月)17:22 pm

ルノーが、最近ささやかれているF1撤退のうわさを否定した。

フランスを代表する自動車会社であるルノーがカルロス・ゴーン前最高経営責任者のスキャンダルをきっかけに揺れ動いている中、ワークスF1チームも今季は不振に陥っている状況だ。

さらに、F1では2018年シーズン限りでエンジンカスタマーのレッドブルを失ったのに続き、2020年シーズン限りでマクラーレンも失うことになっている。

そうした中、ルノーの暫定CEOに指名されたクロチルド・デルボがF1からの撤退に動くのではないかとのうわさが最近強くささやかれるようになっている。

だが、『f1only.fr』によれば、ルノーのスポークスマンがこのほど、そうしたうわさはルノーF1チームを「動揺させる」ことを目的として流されているものだ語り、ヴィリー=シャティヨンとエンストンにあるルノーのF1ファクトリーでは2020年型マシンの開発プロジェクトが進められていると付け加えたという。

いくつかのメディアでは、もしルノーがF1から撤退することを決めた場合にはダニエル・リカルドの行き場がなくなってしまうだろうとの報道も行われていたが、ルノーF1プロジェクトを率いるマネジングディレクターのシリル・アビテブールは2020年までの契約を結んでいるリカルドの働きには満足しているようだ。

「我々は彼が大きな責任を担ってくれていると感じている」

母国フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』にそう語ったアビテブールは次のように付け加えている。

「彼はクルマだけにとどまらず、チームのためにますます頑張ってくれているよ」

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