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ニコ・ヒュルケンベルグに来季インディカー転向のうわさ

2019年11月07日(木)17:17 pm

ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が2020年にはインディカーへ転向するのではないかとのうわさがささやかれ始めている。

今季限りでルノーとの契約を失い、2020年にF1シートを確保するのがほぼ不可能な状況となってしまっているドイツ出身のヒュルケンベルグだが、最近ではDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)への転向がうわさされたものの、本人がこれを強く否定していた。

32歳のヒュルケンベルグにはフォーミュラE転向のうわさもささやかれているが、このほどドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、インディカーのエド・カーペンター・レーシングからヒュルケンベルグがオファーを受けているようだと報じた。

だが、ヒュルケンベルグは以前オーバルレースも数戦組み込まれているインディカーについて次のように語っていた。

「僕にとってオーバルは魅力やいい印象があるものではないよ」

「僕はオーバルで戦っているドライバーたちには大いに敬意を払っているけれど、僕には関係のないものだ。それは除外していいよ」

だが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が報じたエド・カーペンター・レーシングは、チームオーナー兼ドライバーのエド・カーペンターはオーバル専門のドライバーであり、ロードコースや市街地コースのレースには別のドライバーを走らせることで知られている。

つまり、エド・カーペンター・レーシングがヒュルケンベルグに対してオーバルコース以外のレースのみに出走するという条件でヒュルケンベルグにオファーを出している可能性はありそうだ。

しかし、ヒュルケンベルグは2020年シーズンには1年間レースを休んでF1復帰を目指す可能性もあると示唆している。

「僕個人としては、休みを取ることが恥だとは思っていないよ。10年やってきて、ただ見る方に回るかも。そうするという意味ではないけれどね」

母国ドイツの『Bild(ビルト)』にそう語ったヒュルケンベルグは次のように付け加えた。

「だけど、レースは何もしないかもしれない。現時点では天のみぞ知るってところかな」

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