NEXT...F1開催スケジュール

【F1オランダGP】工事はスケジュール通りに進んでいるとスポークスマン

2019年11月05日(火)19:27 pm

2020年に1985年以来37年ぶりにF1カレンダーに復活することが決まっているオランダGPだが、その舞台となるザントフォールト・サーキットの工事は順調に進んでいるようだ。

2020年5月3日に決勝が予定されているオランダGPだが、現在ザントフォールトでは開催に向けて関連施設の工事などが懸命に進められている。

一時は地元環境団体などの反対活動により工事が差し止めになるのではないかとの懸念もあったが、その後当局から必要な認可が下りたことから、これからいよいよ本格的な工事に着手することになるようだ。

オランダGPのスポークスマンを務める元F1ドライバーのヤン・ラマースは、オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』から当局が正式にザントフォールト関連施設建設を認可したことついて質問されると次のように答えた。

「それは驚きではなかったよ」

「多くの人たちがグランプリをやるよりもやらない方がより継続性があると考えている。だが、レースがなかったら我々はこうした話し合いをすることもなく、変化もなかっただろう」

「新しい鉄道駅に目を向けてみるがいい。本来なら20年前からあるべきだったんだ。そして、もしF1がなければ、現時点でも存在はしていなかっただろう」

「新しい駅はF1にとって望ましいものだ。だが、1年のうち(F1が開催されない)362日にもそれはザントフォールトに利益をもたらすだろう」

もともとかなりきついスケジュールのもとに開始されたザントフォールトの工事だが、これまでの反対活動などにより期限までの完成が危ぶまれるほどの遅れをきたしているとの報道もある。

だが、ラマースは工事はスケジュールに沿って問題なく進んでいると主張し、次のように付け加えた。

「みなさんが耳にしている雑音は2019年にやろうとしていることだけに関するものだよ」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の活躍によりF1人気が沸騰しているオランダでは、すでに来年5月に行われるオランダGPのチケットは完売したと伝えられている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック