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【FP2レポート】レッドブル・ホンダは3番手、トップはタイトルに王手のハミルトン/F1アメリカGP

2019年11月02日(土)7:06 am

2019年F1第19戦アメリカGPが11月1日(金)、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(1周5.513km)で開幕。現地時間15時(日本時間2日5時)から行われたフリー走行2回目でメルセデスのルイス・ハミルトンがトップに立った。

●【FP2結果】2019年F1第19戦アメリカGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

現地時間1日の午前中に行われたフリー走行1回目に続き、このセッションでも公式タイヤサプライヤーであるピレリが用意した2020年仕様プロトタイプタイヤのテストも行われた。

だが、フリー1に比べるとテストタイヤでの走行に臨むドライバーは減り、トップ3チームではアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が数周を行ったのみでほかのドライバーたちは通常の走行プログラムを展開していく。

90分間で行われるセッションが開始10分ほどを迎えたところでハースのロマン・グロージャンがセクター1のS字区間でコントロールを失ってコース右側のバリアにクラッシュ。ここで赤旗が振られ、セッションが中断となった。

グロージャンのマシンが撤去され、残り72分でセッションが再開されると、ハミルトンやフェラーリのセバスチャン・ベッテルは一番硬いハードタイヤで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)やシャルル・ルクレール(フェラーリ)はミディアムタイヤでコースインし周回を再開する。

セッション開始から35分ほどが経過したところでハースのケビン・マグヌッセンが一番軟らかいソフトタイヤでコースイン。それを合図にしたかのようにこのタイミングでドライバーたちが予選を想定したショートランプログラムに移行し始める。

ここでまずベッテルが1:33.890を刻んでトップに立つ。だが、その2分後にチームメートのルクレールがそれを塗り替える1:33.533を刻んでベッテルの上に出る。

しかし、フリー1では手の内を見せなかったハミルトンがここでルクレールに0.3秒の差をつける1:33.232をマーク。フリー1でトップタイムを刻んだフェルスタッペンはここではその2人に届かず3番手タイムにとどまり、ベッテルをはさんでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が5番手、アルボンが6番手で続く展開となった。

その後、各チームは決勝を想定したロングランプログラムに移り、このアメリカGPで通算6回目のドライバーズタイトル獲得に王手をかけているハミルトンがトップのままでセッション終了時刻を迎えた。

期待のホンダ勢は、フェルスタッペンが3番手、アルボンが6番手、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが7番手とこのセッションでも4台中3台がトップ10入りを達成。ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は12番手だった。

■フリー走行2回目トップ10ドライバー

トップ/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:33.232
2番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:33.533
3番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:33.547
4番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:33.890
5番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:34.045
6番手/アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 1:34.434
7番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ) 1:34.509
8番手/カルロス・サインツ(マクラーレン・ルノー) 1:34.509
9番手/ランス・ストロール(レーシングポイント・メルセデス) 1:34.744
10番手/アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・フェラーリ) 1:34.839

F1アメリカGPフリー走行3回目は、日本時間3日(日)の3時にスタートする。

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