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F1最高責任者「2021年からはF1カレンダーに余裕ができる」

2019年11月01日(金)17:04 pm

F1の会長兼CEOであるチェイス・キャリーは、2021年以降のF1カレンダーに余裕ができることで少し安堵しているようだ。

F1では2016年、2018年、2019年に年間21戦が行われてきている。そして2020年には今季のカレンダーからドイツGPが抜け落ちるものの、ベトナムとオランダが加わることで史上最多となる22戦で争われることが決まっている。

だが、実際のところ、現在F1オーナー、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)、そして各F1チームの間に結ばれているコンコルド協定には、年間レース数は最大20戦だと定められている。

これまでに21戦が行われたシーズンや22戦が行われる2020年シーズンについては、全チームの全員一致による合意により例外的運用という形でスケジュールが決定されていたものだ。

しかし、こうした状況が2021年以降は変わることになる。今回発表された2021年以降のルールには年間最大25レースまで実施できることが定められており、それに至るまではチームの合意手続きなしでF1はレースを増やすことができるのだ。

とは言え、年間22戦で行われる2020年もこれまで以上に運営上の困難を抱えることになると予想されているF1チームにとって年間レース数が25戦に増えるのは相当の負担増になるはずだ。

だが、キャリーはF1アメリカGP(3日決勝)が開催されるオースティンでドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「これは我々がそれほど多くのレース開催を目指しているという意味ではないんだ。我々はただもう少し余裕を持ちたかっただけだよ」

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