NEXT...F1開催スケジュール

【トロロッソ・ホンダ】ピエール・ガスリー「COTAではターン1をうまく処理するのがカギ」

2019年10月31日(木)18:43 pm

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われる2019年F1第19戦アメリカGP(11月3日決勝)に向けて抱負を語った。

■ピエール・ガスリー

「昨年がオースティンでの僕の初レースだったんだ。2017年は同じ週末に行われた日本のスーパーフォーミュラ最終戦に出場したから出走することができなかったからね。そのレースではタイトル獲得のチャンスがあったんだけど、悪天候のためにレースがキャンセルされてしまったけれどね。その前にも、サードドライバーとして何度かオースティンに来ていたし、とても美しいサーキットで、常に魅力を感じていたよ」

「僕は鈴鹿のS字が大好きなんだけど、ここにも似たようなセクションがあるんだ。ランオフエリアが少し広くて、6速と7速で駆け抜ける最初のセクター全体の流れがすごくいいという違いはあるもののね。F1マシンではかなり高速になるからとてもエキサイティングだよ」

「それにストレートや低速コーナーもいくつかあって、オーバーテイクのチャンスもある。第1コーナーもそのひとつだよ。あそこはとてもユニークなんだ。上り坂でブレーキングすることになるし、コーナーの入り口がとても広いからね。あれほどの上りでブレーキングをするのは最初は変な感じがするよ。コーナーの頂点が見えないから、それがどこにあるのか、どうすれば曲がるポイントを正確にとらえられるかをはっきりと理解しておくことが必要なんだ。高速セクションでは最初のコーナーをうまく回らないとそれがその後に大きく影響してしまうからね」

「低速の部分はブレーキングポイントが難しくてステアリング操作も多くなるからすごく腕が試されるんだ。例えばターン15ではコーナーに入ってからブレーキングをする必要があるから多くのドライバーたちがロックアップしてしまうんだ。オーバーテイクポイントは2~3か所あるよ。昨年は雨が降ったのを覚えているけれど、ここは天候の予測が難しい場所でもあるから今年はどうなるか様子を見ていくことにしよう」

「なにより、ここには典型的なテキサスやアメリカの雰囲気があってレースが盛り上がるんだ。オースティンという街自体も僕は好きだよ。実際のところ、僕のファミリーも何人かいるし、いつも彼らに会うための時間を作るようにしているんだ。サーキット内外ともに雰囲気が素晴らしいから全体的に素晴らしい週末になるよ。いい結果を残して北米遠征を終えることができるように最善を尽くしたいと思う」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック