NEXT...F1開催スケジュール

「息子は余計なことを言うべきじゃなかった」とヨス・フェルスタッペン

2019年10月29日(火)18:46 pm

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の父親であるヨス・フェルスタッペンが、先週末に行われたF1メキシコGP予選後に息子は余計なことを言うべきではなかったと語った。

●【決勝結果】2019年F1第18戦メキシコGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

すでに大きく報じられている通り、フェルスタッペンはメキシコGP予選Q3で暫定ポールタイムを刻んでいながら、最後のアタックの際にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が最終ターンでクラッシュしていることに気付いていながらアクセルを緩めることをしなかった。

そればかりか、その後の記者会見で意図的に黄旗無視をしたと受け止められても仕方のないような発言を行ったことで、フェルスタッペンに対して大きな批判の声があがっている。

FIA(F1統括団体である国際自動車連盟)のF1レースディレクターを務めるマイケル・マシもこの件を重く受け止め、今週末にアメリカGPが開催されるオースティンでフェルスタッペンと1対1で安全問題に関する話し合いをするつもりだとしている。

自身も元F1ドライバーである父親のヨスは、今回のメキシコでの一件について母国オランダの『Ziggo Sport(ジッホ・スポルト)』に次のように語った。

「記者会見のことは話し合ったよ」

「私は、彼は何も言うべきではなかったと思っている。マックスは私に黄旗は全く見えていなかったと言ったが、それは理解できる。通常、ああいうときにはチームから知らされるものだからね」

「さらに、彼はほかのドライバーたちもアクセルを緩めなかったのを目にしていた。だからマックスは自分だけがペナルティーを受けたことにがっかりしているんだ」

「だが、私は今回のことはマックスにとって新たな学びの機会だととらえているよ。次は彼も時間を稼ぐ必要があるということだ」

「マックスは思っていることをそのまま口にすることがある。それが彼のやり方なんだ。だが、トップスポーツにおいては常にそれが通じるわけではなさそうだ」

そう語ったヨスは次のように付け加えた。

「マックスが常に率直なのはいいことだ。だが、今回は何も言うべきではなかったよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック