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バーニー・エクレストン「ルクレールはまだベッテルのレベルにはない」

2019年10月28日(月)19:04 pm

前F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)には「ミスが多すぎる」と考えているようだ。

●【決勝レース結果】2019年F1第18戦メキシコGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

フェラーリのドライバーアカデミーに所属していたモナコ出身のルクレールは、昨年アルファロメオ・ザウバーでF1デビューを飾るとわずか2年目にして名門F1チームであるフェラーリのシートを獲得。そして、今季すでに6回のポールポジションを獲得し、2勝をあげている。

かつてレッドブル時代に4年連続でF1チャンピオンとなった実績を持つセバスチャン・ベッテルを上回る結果を残しているルクレールが、すでにフェラーリの事実上のナンバー1ドライバーにまで上り詰めたと見ている者も多い。

しかし、ルクレールは今季のF1第18戦が開催されたメキシコで、自分にはまだ学ばなくてはならないことがあると認めるコメントを行っている。

「戦略面において、僕はもっと決断力を持つ必要があるんじゃないかと思うんだ」

イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』にそう語った22歳のルクレールは次のように付け加えた。

「そのエリアにおいて、僕はまだベッテルのレベルには達していないよ」

そして、28日(月)に89歳の誕生日を迎えたエクレストンはスイスの『Blick(ブリック)』紙に、ルクレールはそれ以外の部分でもまだベッテルに及ばないところが多いと次のように語った。

「あの子は優秀だよ。だが、彼にはまだミスが多すぎる。フェルスタッペンがキャリアをスタートしたころと同じようにね」

「コックピットの中で冷静でいられるようになって初めてF1タイトルを争うことができるんだ。私の友人であるセバスチャンのようにね」

「確かに、彼(ベッテル)にはいくつか困難なレースもあった。だが、幸い彼はまた調子を取り戻してきたよ」

そう語ったエクレストンだが、2020年にはフェラーリが最強のドライバーコンビを持つチームになるだろうと考えていることも認めている。

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