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【FP3レポート】ホンダはトラフィックの影響で6番手 最速はフェラーリ/F1メキシコGP

2019年10月27日(日)1:32 am

2019年F1第18戦メキシコGPが10月26日(土)、エルマノス・ロドリゲス・サーキット(1周4.304km)で2日目を迎え、現地時間10時(日本時間27日0時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのシャルル・ルクレールがトップに立った。

●【FP3結果】2019年F1第18戦メキシコGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

60分で行われるこのセッションも前日のフリー走行1回目同様夜の間に降った雨で路面が濡れた状態で開始された。

セッション前半は路面の水量が少ないときに使用されるインターミディエイトタイヤでドライバーたちが路面の状況を確認しながら周回を行う状況となる。

そうした中、ルノーの2台には冷却系のトラブルが発生したようでダニエル・リカルドは最初から、ニコ・ヒュルケンベルグもわずか1周を行っただけでセッションを通じてマシンの修復作業に時間が費やされることになってしまった。

全ドライバーがインターミディエイトで走行を行う中、セッション開始から13分ほどが経過したところでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが1:26.118のトップタイムをマーク。しばらくの間フェルスタッペンの名前が順位ボードの一番上から動かない状況が続いていく。

そして、セッションの残り時間が15分ほどになろうとするところでアルファロメオのキミ・ライコネンが初めてドライタイヤでコースイン。ライコネンは一番軟らかいソフトタイヤでトップタイムを更新する。

それを合図にほかのドライバーたちも一斉にドライタイヤでの走行を開始。メルセデス勢やマクラーレンのランド・ノリスは最初中間に位置するミディアムタイヤでコースインするが、その後ソフトタイヤに交換した。

セッション終盤に予選シミュレーションが開始されると、フェラーリ勢が速さを見せてルクレールがトップタイムをマークし、セバスチャン・ベッテルが2番手タイムを刻む。メルセデス勢がそれに続き、3番手にバルテリ・ボッタス、4番手にルイス・ハミルトンが名前を連ねる。

フェルスタッペンはアタック中にほかのマシンの影響を受けたことでタイムを短縮することができず6番手にとどまったが、そうした問題がなければ十分にフェラーリやメルセデスとも戦えるペースを持っていると見てよさそうだ。

初日に安定した速さを見せていたマクラーレンがこのセッションでも速さを見せ、カルロス・サインツが5番手、ランド・ノリスも9番手で2台ともにトップ10入りを果たしている。

フェルスタッペン以外のホンダ勢は、体調不良でこのセッションの走行を見合わせる可能性があると伝えられていたピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が7番手、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が8番手とこちらも4台中3台がトップ10入りを達成。ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)も11番手と予選Q3進出が期待できるポジションにつけている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:16.145
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:16.172
3番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:16.259
4番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:16.381
5番手/カルロス・サインツ(マクラーレン・ルノー) 1:16.638
6番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:16.903
7番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ) 1:17.090
8番手/アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 1:17.094
9番手/ランド・ノリス(マクラーレン・ルノー) 1:17.146
10番手/セルジオ・ペレス(レーシングポイント・メルセデス) 1:17.207 

F1メキシコGP予選は、このあと日本時間3時から始まる。

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