NEXT...F1開催スケジュール

【F1日本GP】失格となったルノー「認める」と声明を発表も「次の行動を検討」

2019年10月24日(木)9:09 am

FIA(国際自動車連盟)は23日(水)、2019年F1日本GP(鈴鹿サーキット)の決勝レースにおいてレーシングポイントがルノーに対して抗議していた件について、ルノーの2台を失格とすると発表。これにより、6位のダニエル・リカルド(ルノー)と10位のニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が獲得した9ポイントをルノーは失うことになった。

●【決勝レース結果】2019年F1第17戦 日本GP(10/24更新:ルノーの2台が失格)

■FIAはスポーティングレギュレーション違反と判断

レーシングポイントはルノーの2台がブレーキバランスの調整に関する規定違反をしているのではないかと抗議していたが、FIAはルノーのマシンは技術規定違反ではないものの、両ドライバーが使用したブレーキバイアス調整システムは、ドライバーがステアリングに埋め込まれたボタンを押すだけで走行中に何度もブレーキバランスの調整をする必要がなく、ドライバー補助システム(ドライバー・エイド)に該当すると判断して、ルノーの2台を失格にすると発表した。

この装置がドライバーのテクニックや反射神経の代わりになると判断し、そのようなドライバー補助システム(ドライバー・エイド)はFIAスポーティングレギュレーションに反するということだ。

■ルノー「認める」も「次の行動を検討」

FIAは「暫定的に」ルノーをF1日本GPで失格としているが、ルノーは次戦F1メキシコGPが行われるメキシコ時間の24日(木)午前10時(日本時間25日金曜日0時)までにアピールすることができるとした。

もしルノーがアピールすれば、F1日本GPの正式結果が決まるまでさらに長引くことにもなるため、ルノーがどんな声明を発表するのか注目されていた。

そしてルノーは日本時間24日(木)午前7時過ぎのステートメントで「スチュワードの決定を認める」と発表した。

しかし、最近起こったケースについてドライバー補助システムに関する罰則にばらつきがあることを考慮し、制限時間内に次なる方針を検討するとしている。

●【最新版】2019年F1世界選手権ポイントランキング(10/24更新:ルノーの2台が失格)
●【F1日本GP】ルノーの2台が失格!トロロッソ・ホンダは2台ポイント獲得
●【F1日本GP】失格となったルノー「認める」と声明を発表も「次の行動を検討」
●【速報】ルノー「控訴しない」と発表 F1日本GPの結果が正式に決定

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック