第46回東京モーターショー2019(一般公開は10月25日〜11月4日)が23日に開幕。ホンダ(東京ビッグサイト西展示棟1ホール)の八郷隆弘社長が登壇してプレスカンファレンスを開催した。
八郷社長は、世界初公開となる「新型FIT(フィット)」、次世代型電動化技術「Honda e:TECHNOLOGY(ホンダ イーテクノロジー)」、「2030年ビジョン」などを発表した。
■新型フィット
フィットは世界750万台以上を販売してきており、世界初公開となった新型フィットはコンパクトカーに求めるものが厳しい日本から世界に提案するグローバルモデルとして発表した。
最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」や「Honda e:TECHNOLOGY」、「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」などを搭載した。
また、Aピラーを細くしフロントの視界を広げるなどの工夫もみられる。
新型フィットは、来年2月に発売される予定だ。
■Honda e:TECHNOLOGY
ホンダが2030年ビジョンで掲げた「生活の可能性を拡げる」上でカギとなるのが「電動化」と「エネルギー」だ。
これを実現させるために高効率電動化技術のひとつである高効率・低燃費な2モーターハイブリッドシステムを小型車にも適用できるようにし、新たなハイブリッドモデルを「e:HEV(イー エイチイーブイ)」として来年2月発売予定の新型フィットなどから順次展開。このe:HEVを主軸に2030年までにグローバルで4輪車販売台数の3分の2を電動化していくという。
■モータースポーツ
また、スピーチの中で2輪の3つの世界選手権で世界タイトルを獲得し、F1でも勝利を挙げたことを報告した。