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「ミック・シューマッハはF1チャンピオンになれる」とマネジャー

2019年10月18日(金)17:50 pm

ミック・シューマッハも父親と同じようにF1チャンピオンになることができる。

そう考えているのは、かつて7度F1王座についたミハエル・シューマッハのマネジャーを務めるザビーネ・ケームだ。ケームは現在F2に参戦しているミハエルの20歳になる息子ミック・シューマッハのマネジャーでもある。

「私はミックがF1に行くと確信しています。いずれそうなるでしょうが、私としては早くそうなるよう願っています」

2018年にヨーロッパF3チャンピオンとなったミックは、フェラーリと育成ドライバー契約を結び、今季はF2シリーズに参戦している。

「彼はすでに素晴らしい仕事をしてきていますし、私はF2でも彼が非常にいい成績を残すだろうと確信しています」

そう語ったケームは次のように付け加えた。

「そして、私に言えるのは、ミックは間違いなくF1チャンピオンになるという彼の夢を実現することができるということだけです」

だが、実際のところ、ミックは1年目のF2ではあまり結果を残すことができていない。今季の残り1ラウンド(2レース)を残す段階でランキングは12位に位置しており、今季はF1スーパーライセンス獲得に必要なポイントを獲得できる見込みはほぼなくなってしまっている。

「その通りです」とケームは続けた。

「でも、ミックにとっては非常に不運なシーズンだったんです」

「私は彼を気の毒に思っています。信じられないほど多くの不運に遭遇してしまいましたからね」

「もちろん、彼にも学ぶべきことはまだたくさんあります。しかし、私はミックの持つ分析力、正しく学ぶ能力、調整を行う能力は非常に優れていると思っています」

そう語ったケームは次のように付け加えた。

「私は彼がF1チャンピオンになることができると本当に信じています。そして彼もそのために頑張っているんです」

ミックはやはりヨーロッパF3参戦初年度には結果を残すことができなかったものの、2年目シーズン中盤から急激に強さを発揮してタイトルを獲得したという経緯がある。

F1昇格に必要なスーパーライセンスポイント(過去3年間の合計で40ポイント以上)を獲得するためには、ミックにとって2年目のF2シーズンとなるであろう2020年が非常に重要な年となるのは間違いない。

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