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【マクラーレン】テレビ放送での露出度改善をF1に要請

2019年10月16日(水)19:14 pm

マクラーレンF1チームが、テレビ中継においてもっと自分たちを映すようにF1運営当局に訴えかけているようだ。

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2018年にエンジンをホンダからルノーにスイッチしたマクラーレンだが、その後の組織変更なども功を奏したのか、2019年シーズンは安定した競争力を発揮しており、現在はコンストラクターズランキングでトップ3チームに次ぐ4番手の位置をキープしている。

トップ3チームとの差はまだ大きいものの、直接のライバルであるルノーには現時点で34ポイント差を付けており、マクラーレンが中団グループでの最強チームとなっている。

だが、それにもかかわらず、最近マクラーレンがテレビ中継映像にあまり映らないという状態が発生してきているようだ。

夏休み明けにスパ・フランコルシャンで行われた第13戦ベルギーGP決勝のあとで、カルロス・サインツは自分たちのマクラーレンF1マシンがテレビ中継画面に登場したのはわずか15秒だけだったと語り、次のように不満を訴えていた。

「僕がそのことに立ち入ることはできないけれど、チームやスポンサーたちがこの状況を快く思っていないことは知っているよ」

そして、サインツと同じ名前を持つラリー界の大御所ドライバーであるカルロス・サインツsnr.も最近、鈴鹿で行われたF1日本GPでは息子が5位フィニッシュを達成したにもかかわらずここでも相変わらずテレビ映像ではその姿を見ることができず、まるで“透明人間”のようだったと語っている。

マクラーレンF1のスポンサー担当責任者であるダニエル・マクイーワンはスペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』に、「我々はこの件に取り組んでいるところだ。F1と何度もそれについて話し合っている」と語り、次のように付け加えている。

「これは我々のドライバーやパートナーたちにとって重要なことだからね。我々はメディアでの露出度を改善できるよう、絶えずF1に働きかけているよ」

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