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【F1】マイアミのハードロック・スタジアムとF1開催に向けて基本合意

2019年10月16日(水)17:45 pm

F1オーナーのリバティ・メディアはなんとしてもマイアミでのF1レースを実現させたいようだ。

リバティ・メディアは2017年から新オーナーとしてF1運営を行ってきているが、すでにその時点からマイアミでのレース開催を計画。だが、地元での反対活動などもあり、当初予定していたマイアミ市街地でのレース開催計画は頓挫してしまっている。

だが、このほどリバティ・メディアがマイアミ中心部の北に位置するマイアミガーデンズにあるハードロック・スタジアムでF1レース実現を目指していることが明らかとなった。

ハードロック・スタジアムとそこを拠点とするNFLマイアミ・ドルフィンズのCEOを務めるトム・ガーフィンケルはこのほど発表されたF1との共同声明の中で次のように語っている。

「F1とハードロック・スタジアムが初のマイアミGP開催に向けて原則的合意に達したことを発表できるのを非常に喜ばしく思う」

とは言え、本当にマイアミガーデンズでF1開催を実現するには、まだまだ多くのハードルがあるのも事実だ。伝えられるところによれば、同市のオリビエ・ギルバート市長を始め、このプロジェクトに反対の立場をとっている者も少なくないとされている。

だが、伝えられるところによれば、ハードロック・スタジアムのオーナーであるスティーブン・ロスの支援によって建設される予定のサーキットは、そのほとんどがスタジアムエリア内にとどめられることになるようだ。

F1コマーシャルオペレーション担当マネジングディレクターは声明の中で次のように説明している。

「スタジアムサイトでレースを開催することで、公道で行われる作業は限定されることになる。これにより、レースの準備に伴う近隣住民や企業への影響を非常に小さくすることが可能となるだろう」

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