今年の5月からチーム代表としてマクラーレンF1チームを率いているアンドレアス・ザイドルが、2020年の目標はトップ3チームにさらに接近することだと語った。
●【画像:決勝レース結果】2019年F1第17戦 日本GP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
2015年からホンダをエンジンサプライヤーに迎えたものの低迷状態から抜け出すことが出来なかったマクラーレンは2018年にルノーエンジンにスイッチ。そして今年に入るとパフォーマンスも大きく改善され、現時点ではルノーのファクトリーチームに34ポイント差をつけてコンストラクターズランキング4番手に位置している。
だが、依然としてトップ3チームとの差が大きいことに違いはない。現時点ではすでに今季のコンストラクターズタイトル獲得を決めたメルセデスとは501ポイント差、ランキング3番手のレッドブルとも212ポイントの差がついてしまっている。
今季のF1第17戦日本GPが開催された先週末の鈴鹿において、ザイドルは次のように語った。
「我々は過去3レースか4レースでいい流れに乗ってきているし、我々の手には間違いなく4番目に速いクルマがあると信じている」
「我々はいい位置につけているよ」
だがザイドルは、コンストラクターズランキングでルノーを上回ることが自分たちの最終目標ではないとも主張している。
「我々の目標は明確だ。来年はそのために次のステップに進みたいと思っている」
「つまり、我々が今いるところよりさらにトップ3チームに近い位置を目指したいと望んでいるんだ」
そう語った43歳のザイドルは次のように付け加えた。
「そうなれば、我々のチームにとって次の素晴らしい成果になるだろう」