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【予選レポート】レッドブル・ホンダ勢は3列目スタートに!フェラーリが逆襲のポール/F1日本GP

2019年10月13日(日)11:45 am

台風19号接近により順延となった2019年F1第17戦日本GP予選が10月13日(日)10時から鈴鹿サーキット(1周5.807km)で行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得した。今季2回目、通算57回目。

●【画像:予選結果】2019年F1第17戦 日本GP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

【予選Q1】

18分間で行われたQ1は、ロバート・クビサ(ウィリアムズ)とケビン・マグヌッセン(ハース)が最終ターンの立ち上がりで風の影響を受けてクラッシュし、2度赤旗が振られるという波乱の展開となる。

金曜日のフリー走向ではメルセデスがライバルたちを大きくリードしていたものの、今日はフェラーリがペースを上げ、シャルル・ルクレールがQ1トップタイムをマーク。

ルノーのダニエル・リカルドや金曜日に好調を示していたレーシングポイントのセルジオ・ペレスがノックアウトゾーンにはじき出されるという意外な展開の中、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは8番手、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは9番手、ダニール・クビアトはぎりぎり15番手でQ2進出を決めた。

Q1でノックアウトされた16番手から20番手までのドライバーは以下の通り。
16番手ダニエル・リカルド(ルノー)、17番手セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、18番手ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)、19番手ノータイムのケビン・マグヌッセン(ハース)、20番手ノータイムのロバート・クビサ(ウィリアムズ)。

【予選Q2】

15分間で争われたQ2ではメルセデス勢がペースを上げ、バルテリ・ボッタスがトップ、ルイス・ハミルトンが2番手で続く展開となる。そしてアルボンが3番手タイムを刻み、フェルスタッペンも6番手タイムでQ3進出を手中にする。

ガスリーも9番手タイムをマークしてQ3進出を確定する一方、クビアトは14番手でQ2敗退となった。しかし、ホンダ勢は3台がQ3進出を決めている。

ニコ・ヒュルケンベルグのマシンにはトラブルが発生してしまい、15番手でQ2敗退となるなど、ルノー勢が決勝はグリッド後方からのスタートとなることが決まった。

Q2でノックアウトされた11番手から15番手までのドライバーは以下の通り。
11番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、12番手ランス・ストロール(レーシングポイント)、13番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)、14番手ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)、15番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)。

【予選Q3】

12分間で戦われたQ3の最初のアタックではフェラーリ勢が速さを見せ、ベッテルが1:27.212の暫定ポールタイムを刻み、ルクレールがそれに続く。

ポールポジション獲得が濃厚だと考えられていたメルセデス勢は3番手4番手、レッドブル・ホンダ勢も5番手6番手とフェラーリのペースについていくことができない。

そして迎えたQ3最後のアタックではルクレールがセクター2で全体ベストを刻みながらベッテルのタイム更新を狙うがわずかに届かない。一方ベッテルは自分の暫定ポールタイムをさらに塗り替えるベストな走りを披露。1:27.064を叩きだして今季2回目のポールポジション獲得を決めた。

フェラーリとしてはこれで夏休み明けのベルギーGP以降5戦連続でポールポジションを獲得したことになる。

レッドブル・ホンダのフェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンは1000分の1秒まで同じ1:27.851を刻んだが、先にタイムを出したフェルスタッペンが5番手、アルボンが6番手グリッドから決勝をスタートすることになった。

■予選トップ10ドライバー

ポールポジション/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:27.064
2番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:27.253
3番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:27.293
4番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:27.302
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:27.851
6番手/アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 1:27.851
7番手/カルロス・サインツ(マクラーレン・ルノー) 1:28.304
8番手/ランド・ノリス(マクラーレン・ルノー) 1:28.464
9番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ) 1:28.836
10番手/ロマン・グロージャン(ハース・フェラーリ) 1:29.341

F1日本GP決勝は、このあと14時10分にスタートする。

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