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【ホンダF1】来シーズンに向けてF1予算を増額との報道

2019年10月12日(土)14:11 pm

イタリアのメディアが、ホンダが2020年にはF1活動予算をさらに増額することになると報じている。

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最近、マックス・フェルスタッペンとその父親であるヨス・フェルスタッペンが、現在のレッドブル・ホンダのパフォーマンスに対する不満を公然と口にするようになってきている。

フェルスタッペンが現在レッドブルと結んでいる契約は2020年までだが、もし来年もF1タイトルを狙える状態とならなければ2021年にはフェルスタッペンを他チームにとられてしまうリスクもあるというプレッシャーがレッドブル・ホンダ陣営にのしかかりつつある状態だ。

■ホンダの2020年のF1予算は167億円?

こうした中、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、ホンダがフェラーリとメルセデスをとらえるために2020年のF1エンジン開発予算を増額することになると報じている。

その記事によれば、ホンダではすでに2017年に250人体制だったプロジェクトを今年は450人規模にまで増強しており、さらに2020年にはF1予算を1億4000万ユーロ(約167億円)にまで引き上げることになるとされている。

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダとのパートナーシップは非常にうまくいっていると次のように語っている。

「ホンダに関して素晴らしいのは、彼らがレッドブルとトロロッソだけに完全に集中していることだよ」

「そこが以前とは大きく異なっていることなんだ。我々の以前のエンジンサプライヤー(ルノー)は、自分たちのファクトリーチームには我々とは違うパートナーの燃料とオイルを使っていたからね」

「だが、我々はホンダの全ての開発に関与しているし、それには燃料は潤滑油も含まれるんだ。これこそ本当のパートナーシップだよ」

■ホンダPU専用新燃料も効果発揮か

鈴鹿において、レッドブルの燃料パートナーであるエクソンモービルが新F1燃料を投入したが、それがパフォーマンス改善にもポジティブな結果をもたらしていると伝えられている。

エクソンモービルの技術責任者は、鈴鹿で新たに投入した燃料はこれまでとはまったく異なる新配合のものとなっており、それは「F1ではこれまで一度も使用されたことがないもの」だと語っている。

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