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【F1移籍市場】レッドブルのホーナー代表「山本尚貴は現時点ではトロロッソの基準に適合していない」

2019年10月11日(金)16:31 pm

F1第17戦日本GP(三重県・鈴鹿サーキット)のフリー走行1回目でF1デビューを果たした山本尚貴(トロロッソ・ホンダ)の来季の可能性に対して、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「山本は現時点ではトロロッソの基準に適合していない」とF1公式サイトに語った。

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F1デビューで、チームメートのダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)から0.098秒差とF1で最初の走行にしては悪くない結果で終えた。しかし、印象的なパフォーマンスにも関わらず、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、2020年のトロロッソ・ホンダのシート争いに山本尚貴が入ることについては否定した。

山本尚貴は2018年にスーパーフォーミュラとスーパーGTでダブルチャンピオンを獲得している。スーパーGTでは元F1王者のジェンソン・バトンがチームメートだ。

31歳になる山本尚貴は、熟知している鈴鹿サーキットで、ピエール・ガスリーに代わってフリー走行1回目でF1初走行を果たした。

「彼は、F1マシンでの初のセッションで非常に良い仕事をした」とホーナーは語った。

「彼は非常にうまくやったと思う。彼はここ(鈴鹿サーキット)と、GTではジェンソン(バトン)とレースをしてきて、キャリアとしては非常に成功している。彼は現時点では(レッドブルのドライバー選考)基準に適合していないが、彼は確かに走る価値があり、今日走ったんだ」

「(トロロッソ)の走行プログラムの正確な詳細はわからないが、2台の車でスタンダード・セッティングで走らせるのはごく当たり前のことだ。だから、彼はかなりまともな仕事をしたよ」

ホンダはレッドブルが所有する2チームのどちらかに日本人ドライバーを乗せたいと思っているが、来季のレッドブルの1シートはピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンが争っている状況だ。今回のホーナーのコメントは、レッドブルで前半苦戦したピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンにとってはよいニュースとなるだろう。

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