2019年F1第17戦F1日本GP(三重県・鈴鹿サーキット)を前に、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)が次のようにコメントした。
■ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
「ロシアでのレースはとても楽しかったし、地元ファンの前ということもあり特別な週末になったけど、レース展開自体は難しいものだった。後方からスタートして、12位という結果には満足しているし、僕らのマシンに競争力があることの証明になったと思う。こうしたポジティブな面を、シーズンのハイライトの一つである日本GPで見せられたらと思っているよ。
鈴鹿はすばらしいコースだと思う。高速コースでありながら、名物コーナーも併せ持ったサーキットだ。序盤のS字、デグナー、そして130Rでは勇敢さが試され、ウエットならなおさらだ。高速コーナーでどれだけの走りができるかという指標になっているから、ドライバーたちは鈴鹿サーキットを愛しているよ。
ドライバーとして、こうしたコーナーを攻略していくことは、非常にすばらしいことだし、誇りに思う。オーバーテイクのチャンスもあるから、レースの観点から見ても楽しいサーキットだと思うし、長年にわたって鈴鹿という場所が素晴らしいレースの舞台になってきたことを表していると思う。
サーキットの雰囲気もよく、日本のファンは特別な存在だと思う。トロロッソにとってもレッドブルにとっても、Hondaパワーユニットを搭載するチームとしては非常に特別なレースだし、ホームレースのような雰囲気になると思う。ファンからの応援で、とてもエキサイティングなレースになるだろうし、いいレースを見せられると思う。残念ながら、まだ鈴鹿で入賞したことがないから、Hondaの一員として今回は確実にポイントを獲得しなくてはならないし、それが特別な意味を持つと思うよ」