2019年F1日本GPのフリー走行1回目に、現在国内レースのトップカテゴリーであるSUPER FORMULAとSUPER GTに参戦中の山本尚貴が、レッドブル・トロロッソ・ホンダから出走することが決まった。
山本は、2018年のSUPER FORMULAとSUPER GT GT500クラスを制覇し、ダブルタイトルを獲得している日本を代表するトップドライバーの一人。SUPER GT GT500クラスのチームメイトは元F1チャンピオンのジェンソン・バトンだ。
■山本尚貴
「まず、今回私にこのような素晴らしい機会をくださったスクーデリア・トロロッソ、レッドブル・グループ、そしてHondaに感謝を申し上げます。
小さいころから自分の夢だったF1マシンを、鈴鹿という特別な舞台、そして日本人のファンの皆さんの前でドライブできることを本当にうれしく思っています。
ここに来るまでに、F1のレース週末にトロロッソに帯同したり、レッドブルのファクトリーでシミュレーターに乗ったりと、いろいろな準備を重ねてきました。
当日は、チームが予選と決勝でいい結果を残せるよう、有益なデータを集めることが私のメインの仕事になりますが、それと同時に自身のパフォーマンスを最大限に発揮できるよう努めたいと思います。
27年前の鈴鹿でF1を見たあの日からずっと憧れ続けてきたこの舞台で自身が走れる事に感謝をし、その夢の瞬間をファンの皆さんとともに楽しみたいと思っています。ご声援、よろしくお願いいたします」