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「フェルスタッペンはフェラーリに移籍すべきだ」とトム・コロネル

2019年10月02日(水)18:16 pm

1999年のフォーミュラ・ニッポン王者であるトム・コロネルが、マックス・フェルスタッペンはレッドブル・ホンダと別れてフェラーリへ移籍するべきだと主張した。

今週、レッドブル・ホンダのナンバー1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンが、いまだにレッドブル・ホンダがフェラーリやメルセデスの後塵を拝する状況から抜け出せない状態であることを憂い、このままでは2020年もタイトル獲得は無理だろうとのコメントを行ったことが報じられた。

こうした中、現在はモータースポーツ評論家を務めているコロネルは母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように語った。

「メルセデスとフェラーリの方がかなり速い」

「マックスはタイトルを勝ち取りたいと思っている。彼はすでにレッドブル残留を決めているが、出て行くことは可能だ」

「チーム(レッドブル)が彼を失いたくないのは確かだ。しかし、もしもドライバーが去りたいと思えば、それをやめさせることはできないよ」

「しばらくの間、彼は待つしかない。だが、もし私が彼の立場にいたならば、私はフェラーリに行くために何でもするだろうね」

一方で、やはり2020年までフェラーリと契約を結んでいるセバスチャン・ベッテルも今季限りでフェラーリを離脱するのではないかとのうわさがささやかれ続けている。

特に先週末にソチで行われたF1ロシアGP決勝ではフェラーリのチームオーダーに注目が集まることになったが、事実上すでにフェラーリのナンバー1ドライバーの座をシャルル・ルクレールに奪われてしまった状況となっているベッテルがかつて4回F1タイトルを手にしたチーム(レッドブル)に復帰したいと考えても不思議はないかもしれない。

そのソチでは、ベッテルが前F1最高責任者のバーニー・エクレストンとレッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)と一緒に夕食をとっていたと伝えられている。

こうした状況の下、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は次のように報じている。

「ベッテルはナンバー2ドライバーの役割を受け入れることはないだろう。彼はライコネン(現アルファロメオ)のようになりたいとは思っていない」

「シャルルとセバスチャン(のラインアップ)はもはや機能していない」

ひょっとすると、来季フェルスタッペンとベッテルがチームを入れ替わるという驚きの展開となる可能性も全くないとは言えないかもしれない。

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