マックス・フェルスタッペンが、レッドブル・ホンダは今週末に行われているF1第16戦ロシアGP(29日決勝)よりも、2週間後に鈴鹿サーキットで開催される第17戦日本GP(10月13日決勝)の方に焦点を合わせていることを認めた。
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ホンダはロシアGPの舞台となるソチ・オートドロームでレッドブルとトロロッソの4台すべてにスペック4となるICE(内燃機関)を投入することを決断。
これによりフェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーが5グリッド降格ペナルティーを受けることになるとともにダニール・クビアトはICE以外にも3つのエンジンコンポーネントを投入することでグリッド後方から決勝をスタートすることになる。
「僕たちは考えたんだ。ここでそうしようとね」
ソチでそう語ったフェルスタッペンは次のように続けた。
「5グリッド降格はそれほど痛くはないよ。ここでは順位をあげていくことができるからね。それに、僕はここで勝てるとは思っていないんだ。現実的でなくてはならないからね」
「そういう意味では、それほど難しい決断ではないよ」
フェルスタッペンは、ホンダがホームレースとなる鈴鹿での日本GPでグリッドペナルティーを受けることを望まなかったのも事実だと認め、次のように付け加えた。
「ホンダにとって(日本GPは)すごく重要なレースなんだ。僕が来てからは一度もあそこで勝ったことはないけれど、鈴鹿で強さを発揮するためにできることは何でもやるつもりだよ」