ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治が、ソチ・オートドロームで行われる2019年F1第16戦ロシアGP(29日決勝)に向けて抱負を語った。
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「非常にハイスピードのモンツァ(イタリアGP)、特別な対応が求められるシンガポールのストリートサーキットを経て、より標準的なタイプのサーキットであるソチに臨むことになります」
「90度コーナーが数多く存在していることが主な特徴で、シンガポール同様PU(パワーユニット)のドライバビリティが重要な要素となります。ここはストレートもかなり長いですし、過去のデータもたくさんあるので、エネルギーマネジメントに関してはそれほど問題はないでしょう」
「シンガポールでは困難なこともいくつかありましたが、それでも表彰台を獲得することができました。可能な限りの準備をするのにほんの数日しかありませんが、ロシアでもいい結果を残すことを目指しています」