2019年F1第15戦シンガポールGP(マリーナベイ市街地サーキット)決勝レースを終え、田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
●【決勝レース結果】2019年F1第15戦シンガポールGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日のレースでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペンの健闘と、チームの適切なストラテジーにより、予選4番手から一つポジションを上げて3位表彰台を獲得できました。
このような形で週末を終えられたことはよかったと感じていますが、一方で、高速のサーキットである前戦のモンツァに続き、低速サーキットのシンガポールでも、フェラーリの速さが際立った週末でもありました。
レッドブル・トロロッソ・ホンダについては、ガスリーが力強い走りでオーバーテイクを見せ、チームにとって貴重なポイントを獲得しました。
クビアトもいいペースで走行していましたが、接触の影響もありポイント圏外に終わりました。
ホンダ勢4台の入賞は逃したものの、堅実な走りを見せたことはよかったと思っています。
終盤戦でさらなる巻き返しを見せられるよう、これからもプッシュを続けます」