トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われる2019年F1第15戦シンガポールGP(22日決勝)に向けて抱負を語った。
■ダニール・クビアト
「モンツァ(イタリアGP)では、リタイアを余儀なくされるまでは堅実なレースができていたよ。あの週末のパフォーマンスは、僕たちがいい仕事をしていることを証明するものだった。だけど、技術的な問題が発生してしまうこともあるものなんだ。クルマを止めなくてはならなかったのは残念だったよ。絶対にかなりポイントが取れると思っていたからね。シンガポールでその埋め合わせができるよう頑張るよ」
「過去に、僕はここシンガポールで6位と9位でフィニッシュしているけれど、次から次へとたくさんのコーナーが現れる長くて路面のでこぼこが多いユニークなサーキットだよ。すごく難しいし、いろんな意味で1年のうちで最も厳しいレースのひとつだね。高温多湿なコンディションのもとですごく長いレースになる。そこがドライバーにとっては面白いしワクワクするものでもあるんだ」
「市街地サーキットだから常にアドレナリンが吹き出すし、夜に照明の下で走るのもワクワクする。ものすごくクールなレースだよ。誰もが夜のレースであることを気にしているけれど、正直な話、それに対応するのはかなり簡単なんだ。うまく進めるためのプログラムがあって、朝の4時か5時頃にベッドに入るんだ。それって普通じゃないけれど、面白いことにそうすれば時差ぼけにならずに済むんだ。僕たちはもう何年もここに来ているからもう慣れているよ」
「すごく暑くて湿度が高いから、僕もレース前のトレーニングではそのことを考慮に入れているんだ。例えば、ヨーロッパにいて外でランニングをするときにはいつもよりも何枚か多く重ね着するとかね。見た目にはちょっとおかしいから、道を行く人たちからは不思議そうなまなざしを向けられるよ」
「最近のレースで僕たちはいいペースを示すことができたし、スパ(ベルギーGP)やモンツァとはかなり違うサーキットではあるものの、シンガポールでも同じことができるよう取り組んでいくよ。これまで、僕たちは市街地サーキットではうまくやれてきているし、今年もモナコでは競争力があった。だから、すべてをうまくまとめて、ポイントを狙って戦えるように取り組んでいくよ」