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【ホンダF1】田辺TD「モンツァでは4台すべてがスペック4エンジンを使用」

2019年09月04日(水)19:22 pm

ホンダF1プロジェクトを率いる田辺豊治テクニカルディレクターが、モンツァ・サーキットで行われる2019年F1第14戦イタリアGP(8日決勝)に向けて抱負を語った。

■田辺豊治

「先週のスパ(ベルギーGP)に続き、今週は同じく長い歴史を持つモンツァに向かいます。そこで開催されるイタリアGPはヨーロッパラウンド最後のレースとなります。シーズンの中でもハイライトのひとつとなるレースですし、我々がエンジンを供給する2つのチームのうちのひとつスクーデリア・トロロッソにとってはホームレースになります」

「PU(パワーユニット=エンジン)の観点からすると、ベルギーでアルボン(レッドブル)とクビアト(トロロッソ)に投入したスペック4のPUを初めて4人のドライバー全員に使用させる計画をしていることが最大の進展となります。スペック4での最初のレースとなるガスリー(トロロッソ)とフェルスタッペン(レッドブル)はグリッド降格ペナルティーを受けてグリッド後方からのスタートとなりますが、日曜日の決勝では彼らも力強いレースができると信じています」

「スパでは有益なデータを収集できました。それに基づいて、今回のレースに向けてPUセッティングとキャリブレーションの変更を行いました。スペック4の能力を最大限に発揮させるよう取りくんでいきますし、スパで得た勢いをここでも維持して、いい結果が得られることを期待しています」

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