【トロロッソ・ホンダ】ダニール・クビアト「コーナーをどう攻略するかがモンツァでのカギになる」
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、モンツァ・サーキットで行われる2019年F1第14戦イタリアGP（8日決勝）に向けて抱負を語った。
■ダニール・クビアト
「スパはモーターレーシング関係者全員にとってつらい週末だった。だけど、日曜日の僕のレースはすごくうまくいったよ。最後列からスタートして7位になれたからね。それは今週末のモンツァに向けても勇気づけられるものじゃないかな。スパ同様、ここもパワーに依存するサーキットだからね」
「イタリアGPは僕たちのチームにとってのホームレースだ。だけど、僕にとってもすごく重要なんだ。僕は人生のうちかなりの部分をイタリアで過ごしたからね。7歳のころからすでにイタリアに住んでいたし、そこで学校に通い、イタリアのカートチームでレースをしていたよ。20歳となるまで10代のころもずっとイタリアにいた。だからトータルで10年はそこで過ごしたかな。つまり、イタリアは僕の人生において非常に大きな位置を占めているんだ」
「この国ではいい友人もたくさんできた。イタリアのチームで走っているし、イタリアのチームであるフェラーリでも昨年仕事をした。だから僕の人生においてイタリアはとてつもなく大きいものだよ。イタリアそのものにも、そこの多くの人たちにも感謝しているよ。僕のキャリアにおいても重要なものだからね」
「まだ小さかったころに初めてここに来たとき、最初に考えたのは、これは挑戦だということだ。レースでの野望を達成するためにはこのステップが必要だということが分かっていたからね。そのころのロシアのモータースポーツのレベルはかなり低かったんだ。そしてイタリアでは、自分が望めば毎週のようにカートレースができた。ロシアを去るというのは大きな決断だったけれど、僕がイタリアに住んでいた間は両親が交代でやってきて僕の面倒を見てくれていたよ」
「僕はこれまでF1ではモンツァでいい成績を残したことがない。だけどジュニアカテゴリーでは何勝もしたし、このサーキットが好きだよ。どのコーナーも楽しめるしね。スパでの週末を終え、今年はさらに戦っていけるはずだと思っているよ。新バージョンのPUも助けてくれるはずさ！」
「シケインをどう攻略するかが1周をうまくまとめるためのカギとなるんだ。それにレズモやパラボリカといった高速コーナーも重要だよ。コーナー数が少ないということは、それらすべてがすごく重要になるってことだからね」
