F1第13戦ベルギーGP(スパ-フランコルシャン)の予選終了後に行われたFIA F2レースで、アントワーヌ・ユベールが亡くなったことを受け、田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように語った。
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■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「まず始めに、本日のF2決勝レースでの事故によるアントワーヌ・ユベール選手のご逝去に際し、ホンダを代表して同選手のご冥福をお祈りするとともに、ご家族、ご友人の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
また、同じ事故の中で負傷されたファン・マヌエル・コレア選手の、少しでも早い回復をお祈りいたします。
今日の予選では、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が5番手と、明日に向けてまずまずのポジションを確保してくれました。Q1の最初に一時的なパワーダウンが発生したため、一旦アタックをやめることとなってしまいましたが、その後はセッティングを変更しQ3まで走りきることができました。
一方でレッドブル・トロロッソ・ホンダのガスリーとクビアトは他車のトラブルによる赤旗の影響でアタックできず、Q1敗退と残念な結果になりました。
このレースから新しくスペック4を投入したレッドブルのアルボン、トロロッソのクビアトについては、ペナルティーにより後方からのスタートが決定しているため、今日のセッションはレースに向けたセッティングの最適化に時間を費やしました。
明日はスペック4のPUを使用した初のレースになりますが、PUにとって厳しい高速サーキットですので、4台全てが走りきった上で、更なるポジションアップを狙います」
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