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【FP3レポート】ハミルトンがまさかのクラッシュ!レッドブル・ホンダは5番手/F1ベルギーGP

2019年08月31日(土)20:27 pm

2019年F1第13戦ベルギーGPが8月31日(土)、スパ・フランコルシャン・サーキット(全長7.004km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのシャルル・ルクレールがトップに立った。

●【FP3結果】2019年F1第13戦ベルギーGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

セッション開始から15分ほどが経過したところで金曜日の2回のセッションをいずれも1-2体制で終えた好調フェラーリがタイムアタックを開始。セッション前半はセバスチャン・ベッテルがトップに立ち、ルクレールが2番手で続いていく。

セッションが折り返し点を迎えるころには全ドライバーのタイムが出そろい、フェラーリ勢に続いてメルセデス勢のバルテリ・ボッタスが3番手、ルイス・ハミルトンが4番手タイムをマーク。

それにレーシングポイントのセルジオ・ペレス、ルノーのダニエル・リカルド、アルファロメオのキミ・ライコネン、レーシングポイントのランス・ストロールが続き、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは9番手とあまりペースが上がってこない。

ところが、セッションが後半に入ってすぐ、ハミルトンがターン12でコントロールを失いコース左のタイヤバリアに激突するアクシデントが発生。幸いハミルトンにけがはなかったものの、マシンは左フロントサスペンションを中心に大破してしまい、予選までに修復ができるのかが心配される状況を迎えてしまった。

ハミルトンのクラッシュで赤旗中断となっていたセッションが残り13分で再開されると、ドライバーたちが続々と新品ソフトタイヤでコースインし、最後の予選シミュレーションを開始する。

ここでルクレールが1:44.206を刻んでトップに立つ。フェルスタッペンはフェラーリ勢とボッタスに次ぐ4番手タイムをマークするものの、その後ルノーのダニエル・リカルドがそれを上回るタイムを刻み、フェルスタッペンは5番手に下がってしまう。

結局、フェラーリが1-2のままで終了時刻を迎え、フェラーリがポールポジション獲得に大きな期待を抱かせる位置で予選前最後のフリー走行を終えた。

ホンダエンジン勢はフェルスタッペンが5番手、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが10番手、ダニール・クビアトが17番手となった。

そして規定数を超えるエンジンコンポーネント投入により決勝をグリッド後方からスタートすることが決まっているレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはロングランプログラムに徹し、20番手でセッションを終えている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:44.206
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:44.657
3番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:44.703
4番手/ダニエル・リカルド(ルノー) 1:44.974
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:45.312
6番手/セルジオ・ペレス(レーシングポイント・メルセデス) 1:45.521
7番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:45.566
8番手/キミ・ライコネン(アルファロメオ・フェラーリ) 1:45.659
9番手/アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・フェラーリ) 1:45.688
10番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ) 1:45.752

F1ベルギーGP予選は、このあと日本時間22時から始まる。

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