スパ・フランコルシャン・サーキットで行われる2019年F1第13戦ベルギーGP(9月1日決勝)からレッドブルのドライバーを務めることになったアレクサンダー・アルボンが今後に向けての抱負を語った。
■アレクサンダー・アルボン
「F1キャリア序盤で勝てるマシンに乗れるドライバーはそれほど多くはないし、レッドブルで走れるのはすばらしいチャンスだよ。大きな一歩だし、大きな違いもあるけれど、何よりもファクトリーが自宅から近いのが便利だね!」
「このマシンがすばらしいことは分かっているし、マックス(フェルスタッペン)が今季どういうことをやってきたかも見てきている。これまでのマシンとの違いを確認するのが楽しみだけど、僕にとってこのマシンに乗るのは今週末が初めてだし、自分自身もまだドライバーとして学びながら成長しているところだ。だから、ここから絶対にうまくやっていけるよ」
「一番大きな違いは、今回の移籍によってこれまでよりも注目が集まり、雑音も増えるってことだろうね。だけど僕は地に足を付けていくよ。今はスパでやるべき仕事に集中しているし、多くのことを見たり聞いたりしているところさ。スパはいいサーキットだし、誰もが大好きなサーキットだと思う。間違いなくドライバーズサーキットと言えるよ。速くて、ランオフエリアもそれほど多くないしね。昔ながらのドライブ感覚が味わえるし、限界に近い走りが求められる。そしてミスをすれば壁の餌食になってしまう。それこそがドライバーが望んでいるものなんだ」
「僕にとってスパはこれまで必ずしもうまくやれたサーキットではないけれど、昨年はF2で表彰台に上っているから、それほど悪くもないかな。それに天候によってどうなるかも分からないしね。シミュレーターでできる限りの準備はしてきたよ。これからはチームとしての手順を学び、メンバー全員と慣れ親しんでいかないとね。きっとうまくやっていけるよ」
「大きな前進だけど、以前も大きなチャンスを生かしてきているから、心配はしていないよ。僕は集中しているし、シーズン後半には可能な限りの強さを発揮してみせる覚悟はできているよ」