ロバート・クビサが、2020年もF1にとどまっていられるかどうかはまだ分からないと認めた。
2011年のF1シーズン開幕前に大けがを負ったクビサだが、8年のブランクを経て今季ウィリアムズからF1復帰を果たした。
しかし、完治することのない障がいが右腕に残っているクビサは、ここまでのところ今季F1デビューを飾ったばかりのチームメートである21歳のジョージ・ラッセルのパフォーマンスについていくことができない状況が続いている。
クビサには母国ポーランドのPKNオルレンというスポンサーがついており、少なくとも今季いっぱいはシートを失うことはないと見られている。
だが、2020年シーズンにクビサがF1にとどまっていられるかどうかは、現状ではかなり不透明な状況となっているのは確かだ。
「2020年に僕が何をしているかは分からないよ」
地元ポーランドで行われたイベント『ヴェルヴァ・ストリート・レーシング』の会場でそう語ったクビサは次のように続けた。
「まだ細かいことは何も決まっていないんだ。計画はあるけれど、すべて僕次第というわけではないからね。どうなるか、様子を見よう」
「こういう状況は毎年同じだよ。忍耐強くあることが必要なんだ」と34歳のクビサは付け加えた。