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【FP1レポート】レッドブル・ホンダ2台がトップ4入り/F1ハンガリーGP

2019年08月02日(金)20:07 pm

2019年F1第12戦ハンガリーGPが8月2日(金)、ハンガロリンク(全長4.381km)で開幕。現地時間11時(日本時間18時)から行われたフリー走行1回目でメルセデスのルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップに立った。

●【FP1結果】2019年F1第12戦ハンガリーGPフリー走行1回目、タイム差、周回数

前戦ドイツGPから2週連続開催となるハンガリーGP最初のフリー走行が開始されると、序盤から多くのドライバーたちがコースに入り、積極的に周回に臨んでいく。

序盤はマクラーレン勢とハース勢がこのサーキットに持ち込まれた3種類のドライタイヤのうち中間に位置するミディアムタイヤを選択。その他のドライバーは一番柔らかいソフトタイヤで最初の走行プログラムを展開する。

メルセデスのバルテリ・ボッタスも走行を開始するが、すぐにピットへと引き返す。どうやらエンジンにトラブルが発生したようで、結局ボッタスはこのセッションをノータイムのままわずか2周で終えることになった。

コース上ではハミルトンとレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを出し合う展開となる。だがフェルスタッペンはコース上でスピンを喫するなど、この段階ではもうひとつマシンに安定感が感じられない。

そうした中、セッションが開始30分を過ぎたところでハミルトンがこのセッションでの最速タイムとなる1:17.233をマーク。そしてその直後に雨が降り始める。

その後数人のドライバーが路面の水量が少ないときに使用される雨用タイヤであるインターミディエイトタイヤでコースに入るが、実際には1周を通じて雨用タイヤが必要となるほどのコンディションではなく、どのドライバーもタイヤチェックのために1周を行うにとどまった。

セッションが後半に入り、残り時間が30分ほどとなったところでフェラーリのセバスチャン・ベッテルがハミルトンと0.166秒差の2番手に浮上。レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーもそのベッテルとフェルスタッペンに次ぐ4番手に浮上してくる。

その後セッションの残り時間が10分に近づこうとするところでフェルスタッペンがベッテルのタイムを1000分の1秒更新して2番手に復帰。その後、上位勢には大きな順位変動はなく、セッションの終了時刻を迎えた。

結局、レッドブル・ホンダ勢はフェルスタッペンが2番手、ガスリーが4番手とまずまずの位置でハンガリー最初のセッションを終えている。

トロロッソ・ホンダ勢は、ダニール・クビアトが13番手、アレクサンダー・アルボンが14番手だった。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:17.233
2番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:17.398
3番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:17.399
4番手/ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ) 1:17.682
5番手/ケビン・マグヌッセン(ハース・フェラーリ) 1:17.942
6番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:18.188
7番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:18.417
8番手/ランド・ノリス(マクラーレン・ルノー) 1:18.531
9番手/カルロス・サインツ(マクラーレン・ルノー) 1:18.702
10番手/キミ・ライコネン(アルファロメオ・フェラーリ) 1:18.787

F1ハンガリーGPフリー走行2回目は、この後日本時間22時から始まる。

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