オランダ出身の元レーシングドライバーであり、F1でも戦ったことがあるガイス・ファン・レネップは、自分の後輩にあたるマックス・フェルスタッペンはすでに現F1チャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデス)をもしのぐドライバーに成長したと考えている。
1970年代にサーティースやウィリアムズから合計9戦(うち1レースは予選敗退)F1レースに出走したことがある77歳のファン・レネップは、オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に対し次のように語った。
「もはやマックスには学ぶ必要があることなどないよ」
「私はしばしば最高のドライバーが最高のマシンを手にするものだと言ってきた。つまり、今で言えばルイス・ハミルトンのことだ。だが、マックスも負けないくらい優秀だよ。彼のマシンが同じレベルではないだけだ」
「それにもかかわらず、マックスはこれまでに何度か自分が手にしているマシンでレースに勝ってきている」
「エイドリアン・ニューイ(レッドブル/チーフテクニカルオフィサー)があそこ(レッドブル)で続ける限り、そして少しばかり幸運にも恵まれれば、来年はマックスがチャンピオンになるだろう。なぜなら彼がグリッドで最高のドライバーだからね」
そう語ったファン・レネップは、もしハミルトンと同じマシンに乗っていれば、フェルスタッペンがハミルトンの後ろを走ることはないだろうと次のように付け加えた。
「もし彼が同じモノを手にしていれば、ハミルトンさんの姿を目にすることもないだろうね」