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【ホンダF1】田辺TD「ハンガリーではPUとシャシーのコンビネーションがカギになる」

2019年08月01日(木)11:44 am

ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治が、ハンガロリンクで行われる2019年F1第12戦ハンガリーGP(4日決勝)に向けて抱負を語った。

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■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)

「先週末にドイツで行われたレースではアストンマーティン・レッドブル・レーシングとの2勝目、そしてスクーデリア・トロロッソとの初表彰台を達成することができ、我々にとってもうひとつの特別なレースとなりました。レース後には両チームと簡単にお祝いをしましたが、その後すぐに今週末のハンガリーに向けた作業にとりかかりました」

「丘陵地帯に位置するハンガロリンクは興味深いサーキットであり、まるで振り子のように切り返しが続くドライバーにとっては楽しめるレイアウトになっています。カレンダーの中では最も遅いパーマネントサーキットであり、低速サーキットに分類されます。しかし、様々な中速・高速コーナーがあり、かなり腕が試されるサーキットでもあります」

「PU(パワーユニット)に関しては、最高出力はそれほど重要ではありません。しかし、エンジンのドライバビリティーとシャシーによるトラクションをうまく組み合わせることが低速コーナー攻略のカギとなります」

「再び、暑く、湿度が高い週末を迎えることになりそうです。そのためここでも冷却に気を配る必要があります。すでにこれまでいくつか暑い週末も経験していますし、そこで学んだことを生かせると思っています」

「ハンガリーではジェンソン・バトンが2006年に勝利していますし、ホンダにとっても私自身にとっても特別な思い出がある所です。2台が表彰台に上ったドイツでの非常にいい勢いを持続していきたいと思っていますし、夏休みに入る前にハンガリーでもいい結果を残したいと思っています」

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