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「F1ドイツGPでは罰が当たった」とメルセデスのボス

2019年07月30日(火)19:59 pm

メルセデスF1チームを率いるエグゼクティブディレクターのトト・ヴォルフが、F1ドイツGPが散々な結果に終わった原因は自分たちがほかのことに気を取られていたために、その罰(ばち)が当たったのだと語った。

ホッケンハイムで開催された今年のF1第11戦ドイツGPは、ドイツを代表する自動車メーカーであるメルセデスがタイトルスポンサーとなることで開催が実現されたという経緯がある。

メルセデスではそのドイツGPをモータースポーツ参戦125周年記念レースとし、F1マシンにこのレース限定のカラーリングを施すとともに、チームメンバーたちが昔のレーシングチームを彷彿させるようなコスチュームで作業に臨むという遊び心を加えた特別な工夫を凝らして臨んでいた。

さらに、Netflix(ネットフリックス)のドキュメンタリーチームもメルセデスのホームレースでの活躍を記録するためにチームに密着していたのだという。

ところが、今季初めて雨に見舞われたドイツGP決勝は、メルセデスF1チームにとって今季最悪のレースとなってしまった。

ヴォルフはその結果を受けて、レース後に次のように語った。

「そういうことに気を取られてはならないということが示されたということさ。常に仕事に集中すべきなんだ」

「ネットフリックスの人たちもそうだが、我々もチーム全員がここにきていたんだ」

「迷信を信じる方ではないが、行いに対する報いがあることは確かだ。だから今日は学ぶための日だったのさ」

そう語ったヴォルフは次のように付け加えた。

「多分、気が散ってしまっていたんだろうし、いつもとは違うやり方をし始めていたんだろう。結局のところ、我々はそこから教訓を得ることになるんだ」

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