F1ドイツGP(ホッケンハイムリンク)決勝レースを最後尾20番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だったが、終わってみれば母国グランプリで2位表彰台を獲得するというドラマチックなレースとなった。
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「なかなかのレースだったね。たとえ宝くじみたいなトリッキーなレースでだったとしても、僕はレースを楽しめたよ」
「すごく長いレースだったし、全部を覚えさえいないんだ。特に滑りやすいコンディションでインターミディエイトタイヤ(緑)を履いていた時は、すごく難しかった。
スタート直後から最初の2、3周はいたるところで(水煙によって)すごく見えにくかったんだ。その後、インターミディエイトタイヤの感触がよくなくて、劣化がかなり激しかったから、リズムに乗れなかった。
グリップが足りない理由として、トラックにオイルが乗っているのか、それともタイヤがダメになっているのか見分けにくかったんだ」
「こういったレースでは正直に言うと、最後の数周まで何も期待できないんだ。最後のセーフティカーがコースインしたのは8番手あたりを走行していたと思う。すごくたくさんの決断をしなければならないけど、全体を通して僕たちはコースに残ってレースを続けてきた。
スリックタイヤを履いて路面が乾き始めたときの入り混じった条件だとフィーリングはよかったし、その時が最も力を発揮した時だったんだ」
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