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ライコネンのフェラーリ復帰はないだろうとミカ・サロ

2019年07月24日(水)19:40 pm

フィンランド出身の元F1ドライバーであるミカ・サロが、キミ・ライコネン(アルファロメオ)が再びフェラーリに戻ることはないだろうと語った。

最近、昨年までフェラーリで走っていたライコネンが2020年に再びフェラーリに復帰するのではないかとのうわさがささやかれるようになっている。

これはもちろん、セバスチャン・ベッテルが今季限りでF1を引退、もしくは古巣レッドブルに復帰することになるだろうとのうわさを受けてのものだ。

もしそうしたうわさの通りベッテルが今季限りでフェラーリを離脱することになった場合、2020年にはシャルル・ルクレールが事実上フェラーリのナンバー1ドライバーとなるわけだが、そのチームメートとして理想的なのがライコネンではないかと考えられているようだ。

だが、サロはこのうわさに関して母国フィンランドの『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』に次のように語った。

「そういううわさはいくつか目にしたよ。でも、ありそうにないね」

「キミのキャリアはもう終わりに近づいているし、彼はアルファロメオで満足できているようだ。プレッシャーがない状態で走ることができるからね。フェラーリだとかなり違うレベルのドライビングや努力が求められることになる」

そう語ったサロは、39歳の現役最年長F1ドライバーであるライコネンがアルファロメオにとって理想的なドライバーであるのは間違いないと次のように続けた。

「キミは、彼ら(アルファロメオ)が必要としていた経験あるドライバーとしての走りを見せてきている」

「あのクルマでは勝つチャンスはないから、キミはできる限り多くのポイントを稼いでいる。キミの経験がアルファロメオではすごくうまく生かせているよ」

一方、サロはベッテルが今季限りでF1を引退する可能性は十分にあると考えているようだ。

「それ(F1)に対する情熱を失ったのであれば、即刻やめるべきだよ」

かつて1999年にはフェラーリでも走ったことがあるサロはそう語ると、次のように付け加えた。

「彼の今のドライビングからすれば、そうなる可能性もあると言わざるを得ないよ」

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