F1オーストリアGP決勝レースで優勝を果たしたレッドブル・ホンダ。表彰台に登壇し、トロフィー授与とシャンパンファイトをしたのは田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)だった。
●【正式:決勝レース結果】F1オーストリアGPのタイム差、周回数、ピット回数
レッドブル・ホンダとしても初優勝、ホンダは2006年F1ハンガリーGP以来となる12年10ヶ月24日ぶりの勝利を手にした。
決勝レースを7位で終えたピエール・ガスリー(レッドブル)が次のように振り返った。
■ピエール・ガスリー(レッドブル)
決勝レース:7位
「今日は厳しく、難しいレースだった。第1スティントではソフトタイヤで思うようなペースがなく、前のマシンにも引っかかってしまった。
第2スティントでは序盤にプッシュしすぎて、ピットアウト後の2周を終えた時点でタイヤを傷めて大きなブリスターができてしまった。そこからはペースを上げられず、ランド(ノリス/マクラーレン)を捕らえることができなかった。
新たなアップグレードによりマックスがうまくいってよかったよ。素晴らしい仕事を成し遂げてくれたことがポジティブだし、次のシルバーストーンが楽しみだ。
僕自身については、パフォーマンスに満足できていないし、もっとレースをうまく進められればと思っている。僕には競争力があるけど、まだやるべきことが残っている。マシンから何を引き出せるのかをきちんと見つけられていないから、プッシュし続けていかなければならないけど、マシンがうまく機能しているのは分かったし、今後のレースに向けて、僕らの方向性は正しいと思う。
もっとたくさんのことを学ばなければならないし、チームメートのマックスからも得ることがあるはずだ。もっと結果を出したいし、僕にはそれができるはずだから、取り組み続けていくよ」
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