F1第9戦オーストリアGP(レッドブルリンク)の予選中に、キミ・ライコネン(アルファロメオ)の走行を妨害したとして、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に3グリッド降格ペナルティが科せられた。これによりハミルトンは4番グリッドからスタートすることになりそうだ。
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予選Q3でハミルトンは、ポールポジションを獲得したシャルル・ルクレール(フェラーリ)からは0.259秒も離され、同じフェラーリのセバスチャン・ベッテルが走行できなかったことも恩恵も受けて、予選2番手を確保していた。
しかし、ハミルトンはターン3の進入で後ろから来るライコネンを避けようとしてコースを真っ直ぐ横断してしまったことで審議対象となっていた。この行為にライコネンはジェスチャーを交えながら激怒していた。
予選後、スチュワードはハミルトンに対して3グリッド降格ペナルティと1ペナルティポイントを科した。
この裁定に対してハミルトンは、「意図的ではなかったがミスをしたからペナルティを受けることは当然だ」と自身のSNSで述べている。
予選5番手だったケビン・マグヌッセン(ハース)がギアボックス交換により5グリッド降格することもあり、予選2番手だったハミルトンは4番グリッドからスタートすることになる。
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