3月5日以降、4ヶ月近く“休暇”を取っていたウィリアムズのCTOパディ・ロウは、ウィリアムズを離れ、取締役会から「即座に」退任した。
新車の生産が遅れてしまい、チームはシェイクダウンとテスト開始から2日間を逃してしまった後、ロウは個人的な理由で休暇を取ると発表された。
ウィリアムズは今季1ポイントも獲得できず、コンストラクターズチャンピオンシップで最下位のまま今週末のオーストリアGPに向かっている中、ロウの離脱が発表された。
ロウは声明の中で次のように述べている。
「慎重に熟考し、私はウィリアムズでの仕事に戻らないという決断に達しました」
「以前の同僚全員がこれから先の課題に最善を尽くしてくれることを願っています。彼らは間違いなくやってくれるでしょう。特に本当に応援してくれているウィリアムズのファンの皆さんに感謝したいと思います」
チーム副代表のクレア・ウィリアムズは次のように述べた。
「私たちは、パディの決断を理解し尊重します。そして彼の将来がうまくいくことを祈っています」
ロウは80年代後半にウィリアムズでF1キャリアをスタートした。その後、マクラーレン、メルセデスでタイトル獲得に貢献し、2017年3月にウィリアムズに再加入していた。