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【FP3レポート】レッドブル・ホンダ5番手も2強チームとの差は拡大/F1フランスGP

2019年06月22日(土)20:30 pm

2019年F1第8戦フランスGPが6月22日(土)、ポール・リカール・サーキット(1周5.842km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でメルセデスのバルテリ・ボッタスがトップに立った。

●【FP3結果】F1フランスGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

予選前最後の練習セッションが開始されると、規定数を超えるエンジンコンポーネント投入によるグリッド降格を受け、決勝を最後尾からスタートすることが確定しているトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがタイムを刻み、その後も積極的に周回を重ねていく。

開始から15分ほどが経過したところでルノーのダニール・クビアトがトップタイムを更新。そのタイムのマクラーレンのノリス、さらにルノーのニコ・ヒュルケンベルグが短縮していく。

セッション開始から20分に近づくころからトップチーム勢も走行を開始。そしてフリー走行2回目でトップタイムをマークしていたボッタスがその勢いを維持するようにトップタイムをマーク。それにチームメートのルイス・ハミルトン、フェラーリのシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテル、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続いていく。

60分で行われたセッションが3分の2を消化したあたりから、ドライバーたちが本格的な予選シミュレーションを開始。まずはボッタスがベストタイムを1分30秒159に更新。ハミルトンが100分の4秒差でそれに続いた。

フェラーリ勢はルクレールがトップから0.446秒、ベッテルが0.474秒の後れとなり、メルセデスとのギャップをなかなか縮めることができない。

また、このレースでスペック3エンジンを投入したレッドブル・ホンダだが、フェルスタッペンがトップから1.379秒遅れの5番手、ピエール・ガスリーが1.440秒遅れの6番手と、メルセデスとフェラーリにかなり大きな差をつけられてしまった。

逆に、ガスリーと7番手につけたノリスとのギャップはわずかに0.055秒とかなり接近しており、このあと行われる予選では全く気を抜くことができない状況となっている。

このレースで新スペックエンジン投入を見合わせたトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは13番手、決勝を最後尾からスタートすることになるクビアトは決勝に向けてこのセッションで最多となる22周を消化し順位は17番手で終えている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:30.159
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:30.200
3番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:30.605
4番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:30.633
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:31.538
6番手/ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ) 1:31.599
7番手/ランド・ノリス(マクラーレン・ルノー) 1:31.654
8番手/ダニエル・リカルド(ルノー) 1:31.802
9番手/カルロス・サインツ(マクラーレン・ルノー) 1:31.887
10番手/キミ・ライコネン(アルファロメオ・フェラーリ) 1:31.943

F1フランスGP予選は、このあと日本時間22時から始まる。

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