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【フェラーリ】F1フランスGPに持ち込むパーツで問題解決はできない

2019年06月20日(木)11:24 am

前戦F1カナダGPではペナルティーを与えられたことでトップチェッカーを受けたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が優勝を逃すという結果に終わってしまった。

だが、カナダGPの舞台となったストレートがコーナーで結ばれたストップ・アンド・ゴーのジル・ビルヌーブ・サーキットではフェラーリのパフォーマンスがメルセデスをしのいでいたのは確かだった。

メルセデスF1チームを率いるエグゼクティブディレクターのトト・ヴォルフは、今週末にポール・リカール・サーキットで行われる第8戦フランスGP(23日決勝)でもまた「厳しい戦い」を強いられることになるだろうとコメントしている。

だが、フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、カナダGPでフェラーリが強さを発揮できたのはジル・ビルヌーブ・サーキットの特性によるものであり、ポール・リカールでは再び苦戦することになるだろうと考えている。

フランスGPにいくつか新しいパーツを持ち込むことを認めたビノットだが、その効果はあまり期待できないと示唆し次のように語った。

「我々が持ち込むものによって問題の解決には至らないだろう。だが、今回の改良パーツから得られる技術的フィードバックは次のステップに向けて重要になるものだ」

伝えられるところによれば、フェラーリでは技術チームのさらなるてこ入れに動いており、数名の技術者がF1チームに新たに加わっているという。

「私は特に技術的支援を必要としていたんだ」

そう語ったビノットは、チームメンバーたちはチームのために献身的に働いてくれていると次のように付け加えた。

「個人よりもチームの方が重要だとして、2、3人の人たちが自宅でもサーキットでもチーム運営を手助けしてくれているのは事実だよ」

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