何人かのドライバーが、自分たちへの説明はなかったものの、F1モナコGPの舞台となるモンテカルロ市街地サーキットのレイアウトが昨年とは少し違っているのではないかとの疑問を抱いていたようだ。
今年、モンテカルロ市街地サーキットでは大部分に再舗装が施され、路面のグリップ状態などは昨年までとは確かに変わっていたようだ。
だが、公式にはレイアウトには修正は加えられておらず、全長も昨年と全く同じ3.337kmだと発表されている。
だが、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、何人かのドライバーがブリーフィングの際にレイアウトにも若干の修正が加えられたのではないかとの疑問を呈していたという。
ドライバーたちは、ターン13から16までのスイミングプール区間として知られる連続コーナーの後半がこれまでよりもきつくなったと考えているようだ。
これに関し、レーシングポイントのセルジオ・ペレスが次のように語ったと報じられている。
「昨年はアクセル全開で走り抜けることができていた。今年は出口で軽く戻さなくてはならなかったんだ」