ロバート・クビサが、今季のウィリアムズはシーズンを通じて1ポイントも獲得することはできないだろうと示唆した。
●【決勝レース結果】2019年F1第6戦モナコGP 決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
大けがを乗り越えて今年9年ぶりにウィリアムズからF1復帰を果たしたポーランド出身のクビサ。しかし、今年のウィリアムズF1マシンの戦闘力も非常に低く、今季ここまで6戦を終えた時点で10チーム中唯一のノーポイントとなっている。
しかも、クビサはここまでの予選・決勝を通じてまだ今年F1デビューを飾ったジョージ・ラッセルに一度も勝つことができていない。
最近ではシーズン途中でのシート喪失もうわさされるようになっているクビサは、母国ポーランドのテレビ局『TVP』に次のように語った。
「僕たちが表彰台に上ることはないだろうし、ポイントをとることさえ難しいと思う。今のギャップはものすごく大きいからね」
「もしほかのチームが自分たちのクルマの開発を凍結したとしても、僕たちが彼らと戦うのは難しいと思うよ」
「僕たちはほかのチームとの差を縮めることを目指すし、それが今シーズンの現実的な目標だよ」
2019年のウィリアムズF1マシンの問題点について質問が及ぶと、クビサは次のように答えた。
「僕には自分たちにどういう問題があるのか分かっていると思うけれど、それを修復することはできないよ」
「ウィリアムズは(2019年型マシンの準備が)遅れてしまったし、それがよくなかったのはもちろんさ。だけど、僕の意見では、もしそういうことがなかったとしても現在ポイント争いはできていないと思うよ」