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チーム移籍も視野に入れるフェルスタッペン親子

2019年05月20日(月)17:19 pm

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)の父親が、2021年には息子がほかのチームへ移籍する可能性もあると示唆した。

今年で5年目のF1シーズンを迎えているオランダ出身のマックス・フェルスタッペンだが、今ではレッドブルの明確なナンバー1ドライバーとして君臨している。

だが、自身も元F1ドライバーである父親のヨス・フェルスタッペンは、現在のレッドブルとの契約が切れる2021年以降も息子がレッドブルで走るかどうかはまだ分からないと母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように語った。

「現時点では、マックスはレッドブルに留まる方がいいように思える。だが、我々も状況がどう進展するのか、注意深く見守っているよ」

少し前には、フェルスタッペン親子がメルセデスF1チームを率いるトト・ヴォルフと連絡を取り合っているようだとのうわさもささやかれていた。ヴォルフはそれに対し、ヨスが自分の友人だからだと答えており、2人が何度か連絡をとったことは事実であることを認めている。

ヨスは、現在の状況に関し、次のように続けた。

「我々も今年はもっとチャンスがあるだろうと考えていたよ。だが、メルセデスにはもっといいエンジンともっといいクルマがある」

「現在の状況からすれば、マックスは今年1勝もできない可能性もある」

「長期的観点から、我々も今後どうすべきかを考えなくてはならない」

フェルスタッペンは2017年10月にレッドブルとの契約を2020年まで延長している。そして、現在結ばれているコンコルド協定がその年で満期を迎えることから、2021年以降は大きくF1ルールが変わることが予想されているためだ。そうなれば、F1の勢力図がそこでまた大きく変わることもありえる。

ヨスは次のように付け加えている。

「そして、どのチームと一緒にやるべきかを推測することになるだろうね」

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